知的・精神・発達障害者の就職・就労支援、職場定着支援を行う東京都にある就労移行支援事業所
障害者総合支援法に規定される、国の福祉サービスを実施する事業所です。当事業所は、「就労移行支援」と「就労継続支援B型」と「発達保障型生活介護事業所」のサービス提供を行っています。主な対象者は、知的障がいや発達障がいを持つ人達です。ただし、それ以外であっても当事業所の特性を生かせそうな人であれば、利用の対象となります。就労経験のない人から、離職後に社会復帰を目指す人まで、様々な年齢の男女が対象になります。
眠くなる抽象的な講義より、実務経験を重視します。持久力・集中力・注意力・状況判断の仕方・人との接し方・気持ちの伝え方・マナーなどをリアルタイムで習得でき、働いて生きていくための真の自信を養うことができます。また、適職場の見極め、応募企業の選択支援、模擬面接、履歴書の書き方指導、面接同行支援、職場実習の設定や職場定着支援なども、できる限り個々の事情に合わせた形で行っております。
ftlでは、本人が自立を目指すときに役立つ多角的なアセスメント(※)を行います。一緒に働くからこそ得られる「質的情報」と、常駐の臨床心理士による専門的な検査から得られる「量的情報」が、的確なアセスメントと効率のいい目標管理を可能にします。ひとりひとりが高い意識を持って訓練できる様に、その基盤を作って行きます。
※福祉の分野では、支援過程の第一段階において、対象者に何が必要なのか正しく知ること、そしてそれが生活全般の中のどんな状況から生じているかを確認すること。支援活動を行う前に行われる評価。利用者の問題の分析から支援活動の決定までの事をさし、支援活動に先立って行われる一連の手続きをいう。
ひとりひとりが向き合う課題に対しては、それを乗り越えて行く為の的確な方針が必要です。就労自立という目標は同じでも、ひとりひとりが歩んでいくプロセスは十人十色。個別の方針を、支援担当者と綿密に打合せしながら立てていきます。支援担当者+臨床心理士+サービス管理責任者による正確なアセスメントと方針設定は、プロとしての経験が存分に活かされています。
職場の上司でもある直接支援担当者は、豊富な現場経験を持ち、日々厳しい研修を積んでいるプロフェッショナルです。いち早く情報を共有し、二人三脚で就職や自立を目指していきます。
ftlでは、眠くなる抽象的な講義は行いません。丁寧な支援を受けながら、実務経験を積み重ね、その経験を基に、就労自立に必要な持久力・集中力・注意力を獲得してもらいます。さらに、プランニング能力やライフスキルも身につけていきます。提携企業との契約による仕事は、全て社会的責任を伴う本物の仕事です。また、支援担当者共に提携企業に出向いて、その中で働いてくる場面もあります。その中で、責任を果たして報酬を得るという社会人として当然の経験も体験していきます。自信を持って社会に出て行く為の必須項目を、支援担当者や同僚と一体感を持って乗り越えていきます。要所で行われるミーティングは、ftlで経験した実務経験についてのフィードバックです。
机上の空論は避け、「実践」→「改善」→「ブラッシュアップ」という良いスパイラルを習慣付け出来ます。働く事を通じて社会参加することの充実感や喜びを悟りながら、一歩一歩進んでいきます。程よい緊張感と大きな達成感を経験し、意欲を高め、一生涯の宝となるような実力を身につけます。
数多くの企業とやりとりしてきた経験は、単なる職業紹介では得られないノウハウとして蓄積されています。ftlでは、あらゆる面からマッチングを検討した上で就職を目指します。ここにも「本物の職場体験」から得られた情報や、心理検査等による情報が活かされます。
ftlにおける就職に至るまでのプロセスで、ひとりひとりの特性を十二分に把握します。その情報は、本人や職場に分かり易く説明されます。ftlで築いた土台は、就職先にもそのまま引き継がれます。このシステムは、障がいを持つ人の就職を有利な条件でスタートさせます。「発達障がい」や「知的障がい」を十把一絡げにせず、ひとりひとりを丁寧に捉えて支援するからこそできる定着支援です。
制度的な制約から、何かと不安の多い就労移行支援の利用。ftlは指定特定相談支援事業も行っており、そのノウハウは就労移行支援や就労継続支援B型にも活かされています。目先にとらわれた進路選択を全力で回避し、その人の人生設計に思いを馳せる様なケースワークを目指しています。